スーパーマーケットの向かいのお宅が
たまに駐車場で苗を売っているのだ。
商売ではなく、売上は被災地へ。
売り場の主は、元塾講師のおじいさん。
昔の教え子が植木屋をやっていて
ホームセンターなどに苗を卸すけれど
売れ残ったものが戻ってきて
捨てなきゃいけないがもったいないので
おじいさんとこに持ってくるのだそうな。
だいたいは弱ってしまった苗や、植木。
現在は畑仕事に精を出しているおじいさんは
元気になるまで面倒をみて、生き生きしはじめたら
駐車場を売り場にしてみるのだそうです。
小さい植木鉢。100えん。買ってしまった〜。
太陽浴びてぴっかぴかです。
生命力って!
レタス苗の看板は
「急に寒さが来たから、今年はやられてしまった人が多かったと思う
うちはビニールトンネル作ったから育ったけれど
もしも買って育てて枯らせてしまった人がいたら可哀相だから
申し出があったら、タダであげたい」って。
アフターケアーも度が過ぎて、深い愛情です。
苗を買った人がまた通りかかるといいねえ。
看板が全部ホワイトボードなのは
さすが元塾講師!って感じがしたよ。
***
ちょっと前の雪のしゃしん
翌日はお天気だったので、朝だけ雪みれた。
まあるい植木に積もった雪は
どうしておいしそうなんでしょう。
春が、「じゃじゃじゃーん」てやってきた感じ。
梅と桃と桜の区別がつかないんですけど。