2016年02月02日

バランスアート



なんでこんなことできちゃうのかー
息を呑んで見てしまった。

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リベルタで林田さんがおすすめしていた本、よんだ。


絶望名人カフカの人生論 /カフカ 編訳:頭木弘樹

今はもうあまり見ない顔文字「orz」これがぴったりな一冊。
どん底に居ながらも、刻銘に詳細に自分の心情を書き残す精神力。
超ネガティブ、もそれをあますところなく「絶望」を味わっている。
嫌な現実から逃げつつ、でもやせっぽちの自分と向かい合い、とことん己を追い詰めてしかもそれを他人(や父親)に手紙で伝えようとしちゃう。
自分の嫌な所って隠したくなるものじゃないのか。
カフカの自意識のメーターってどうなっていたのかなあ。こんな根暗な俺を知られるのは恥ずかしいという意識はなく、書かずにはおれないと切迫感がぎゅうぎゅう。
昨日を明日を嘆く言葉をスプリンクラーのように撒き散らす。
カフカの時代にツイッターがあったら、ツイ廃となってたんじゃないかと想像してしまった。

鬱蒼としたこころの闇のなか、書くことで言葉を依るがに生きていたのかな

太陽のひかりをみじんも感じさせないのに、沢山の汗をかいた後のようなデトックス感。
不思議と読み終わったあとはほがらかになるのでした。
ありがとうカフカ。横たわっていてもいいよと(は書いていないけど)認めてもらったような気持ち。
へこたれそうなひと、読んで。
たちゆかなくなったひとも。ぜひ。

昔聴いた深夜ラジオの、メールテーマが「だめな自分」だった時
全国から集まるとにかくダメなエピソードを
DJのひとと一緒に笑い飛ばすことで
本当に楽しくて、心が軽くなったことを思い出した。





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かわいいほんのきもちをいただいた〜


posted by ude at 13:28| Comment(2) | ニッキ